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パステルの塗り方のポイント

ゴッホの「アイリス」をパステルで塗ってみます。
ここでは本格的な塗り方に挑戦していますが、お手持ちの道具だけで気軽に楽しむこともできます。たとえば、擦筆は指で代用することも可能です。

使用する画材
1:25色オイルパステル
 (油性のパステルでクレヨンと似ています)
2:マスキングテープ(汚したくない部分をカバーします)
3:練り消しゴム(背景の色をぼかすのに使用します)
4:擦筆(細かい部分をぼかすのに使います)
5:カッター(パステルを削るのに使用します)
6:フィキサチフ(パステルを紙に定着させるスプレーです)

 

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工程1 絵の外枠にマスキングテープを貼る
背景を塗るときなど、色が枠外へはみ出すのを気にしていると、思い切り塗ることができず、ストレスがたまります。
塗りたくない部分をあらかじめマスキングテープでカバーしておけば、すみずみまで勢いあるタッチで仕上げられます。また、紙を持つときに手の汚れがつくのも防げます。

マスキングテープは完成後に剥がします。

 

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工程2 背景の下地を塗る
最初に背景の下地としてオレンジ色を塗ります。あとから別の色を重ねていきますが、下地もある程度透けて見えるので、あまり奇抜な色は避けましょう。

 

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工程3 背景をぼかす
パステルで粗く塗った部分を練り消しゴムでぼかします。

 

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工程4 背景を重ね塗りする
ぼかしたオレンジ色の上に、山吹色を塗り重ねていきます。水彩や色鉛筆では薄い色から先に塗るのが基本ですが、パステルの場合は、濃い色の上に薄い色を塗ることができます。

 

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工程5 擦筆で色を混ぜる
葉の緑色の上に黄色を塗り、擦筆を使って混ぜてみます。油絵で使用するテレピン油を筆につけると混ぜやすくなり、ぼかしの効果が高まります。

 

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工程6
背景と壺が塗り終わったら、フィキサチフをスプレーしてオイルパステルを紙に定着させましょう。定着後は、下の色を塗り崩すことなく塗り重ねができます。

 

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工程7 さらに色を重ねる
「アイリス」の背景は筆のタッチが見えるのが特徴です。定着後はそのタッチを意識しながら塗り重ねていきましょう。ここではモスグリーンを加えます。

 

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工程8 花の下地を塗る
いよいよ花弁を塗りはじめますが、いきなりアイリスの青を塗るのでなく、まずモスグリーンで下地を作りましょう。

 

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工程9 細かい部分を塗る
塗り重ねることを考え、花弁の青色は薄めに塗っていきます。花弁や茎の細いところは、カッターで尖らせたパステルの先で塗るとよいでしょう。

 

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工程10 背景を仕上げる
背景色を再びフィキサチフで定着させ、原画に近い黄色を塗ってみます。何度も塗り重ねるうちに、油絵に似たこってり感が出てきました。

 

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工程11 紙の白地を生かす
背景と同様に花弁や葉を塗り重ねたら、最後にカッターで葉の白い筋を表現してみましょう。ここでは紙の白地が出るまで葉の緑色を削ってみます。

 

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工程12 定着液をかける
塗り終わったら、フィキサチフを絵全体にまんべんなくスプレーして、パステルを紙に定着させます。液が一ヶ所に固まらないよう、少し遠くから吹きかけるようにします。定着液が飛び散るので、紙の下に新聞紙を敷いておきましょう。

オイルパステルで重ね塗りする場合、フィキサチフを何度も使うことになるので、換気をまめに行ってください。(天気の良い日は屋外でするとよいでしょう)。

 

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工程13 マスキングテープを剥がす
外枠に貼ったマスキングテープを取ります。乱暴に剥がすと絵の表面までむけてしまいますので、ゆっくりと慎重に剥がしましょう。

どうしても紙ごと剥がれそうなときは、ドライヤーの熱を当てるとテープの粘着力が落ちて、剥がしやすくなります。

 

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完 成
オイルパステルやクレヨンは油絵のタッチを出すには最適の画材です。今回の作品は塗り重ねることによって、最も原画に近づいたと思います。いかがでしょうか?

 

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